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​ランチョンセミナー

​新生涯学習制度 大分県における課題と対応

講師

川井 康平 氏(大分リハビリテーション病院)

矢部 克樹 氏(帰巖会みえ病院)

 本年度から新生涯学習制度(以下、新制度)が開始され、前期研修、後期研修、登録理学療法士が追加され、それぞれの分野でカリキュラムの修了や更新に向けたポイントが設定されました。新制度が進むにつれ、各履修段階における課題が明確になってきたため、実例を交えて情報を共有します。

 

課題1:前期研修 実地研修開始から修了までの流れがわからない

前期研修ではD実地研修が加わりました。実地研修の方法だけではなく、その後の申請手続きも迷われる方が多いとの声を聞いております。今回、一施設の実地研修開始~終了までの一連の流れを例示します。

 

課題2:後期研修 施設での士会承認症例検討会実施方法がわからない

後期研修ではE領域別研修(事例)が加わりました。症例検討会では1症例につき30分間実施することが規定され、実施方法について戸惑いの声が聞かれます。また、士会承認症例検討会の認知度も低く自施設での症例検討会が単位付与の対象になると知らない会員も多くいるようです。日頃の臨床業務で単位付与可能となる士会承認症例検討会の運用方法について例示します。

 

課題3:登録理学療法士 更新のための士会承認研修会の実施方法がわからない

今まで各職場で開催されていた研修会はポイントの付与対象外でしたが、今年度よりマイページから事前申請することでポイント付与対象となる士会承認研修会を開催することが可能となりました。この制度の利点と具体的な運用方法について例示します。

 

以上の内容を中心に説明します。本ランチョンセミナーの内容が職場内における理学療法士教育の一助となれば幸いです。

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